『抗菌印刷』とは?
弊社の『抗菌印刷』は、用紙の表面に抗菌剤入りのニスをコーティングすることで抗菌効果の高い印刷物に仕上げる印刷方法です。
抗菌コーティングされた印刷物は、大腸菌や黄色ブドウ球菌はもちろんのこと病原性大腸菌のO-157やサルモネラ菌の繁殖を大きく抑制することができます。
細菌による人間への悪影響は、その細菌が一定量を超えて大量に増殖した場合に起きるのがほとんどで、『抗菌印刷』された印刷物は、細菌の増殖を抑えることができるので、人体への影響を小さくすることができます。
昨今、人々の「菌」や「ウイルス」への
防衛意識が高まっています。
自分が触れる"これ"は「清潔」なのか?
企業がお客様にお渡しする印刷物の"これ"が「清潔」「安全」
と同時にお知らせすることが出来たら、企業イメージ向上に
貢献することでしょう。
アベ印刷株式会社では、抗菌製品技術協議会が制定した基準を
クリアすることで発行されるSIAAマークを取得し
『抗菌・抗ウイルス印刷』をサービスに加えることで、貴社の
戦略的なイメージアップのお手伝いをさせていただきます。
「SIAAマーク」は、ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
SIAAが制定した抗菌のシンボルマークであり、「抗菌性」・「安全性」・「適正な表示」の3つの基準を満たした製品に表示されます。
弊社で行う『抗菌・抗ウイルス印刷』では、印刷物に「SIAAマーク」を表示することができます。
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また、一般のご家庭だけでなく、公共の場などの不特定多数の人が集まる場所の快適で衛生的な環境づくりにも役立つことができます。
注意点として、この製品は表面に付着したウイルスの数を減少させるだけで、病気の治療や予防を目的とするものではありません。 また、抗菌や防カビの効果とは異なります。使用用途で抗菌・抗ウイルス加工製品をうまく使い分けましょう。
抗ウイルス剤の詳細な検査結果は こちら >
※抗ウイルス性能について
ISO21702に準拠した試験方法により一定の条件下における特定のウイルスに対する抗ウイルス性の効果を確認済みのニスを用いた印刷加工ですが、使用される様々な条件下における抗ウイルス性、さらには全てのウイルスに対する抗ウイルス性を保証するものではありません。
※抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではありません。
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業界だけでなく、消費者代表、専門家および行政などの幅広い意見を聞きながら、抗菌加工製品に求められる品質や安全性に関するルールを整備し、かつそのルールに適合した製品の安心のシンボルSIAAマークを発行しています。
【公式】抗菌製品技術協議会ホームページ
https://www.kohkin.net/
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試験菌 | 試験前 処理 |
測定 | 試験片 | 生菌数 |
---|---|---|---|---|
黄色 ぶどう 球菌 |
なし | 接触直後 | 無加工製品 | 14,000 |
室温23℃ 湿度39% 24時間後 |
無加工製品 | 800 | ||
エコハートS におわなインキ |
1 未満 | |||
耐光処理 区分1 |
接触直後 | 無加工製品 | 13,000 | |
室温23℃ 湿度39% 24時間後 |
無加工製品 | 5,000 | ||
エコハートS におわなインキ |
1 未満 | |||
大腸菌 | なし | 接触直後 | 無加工製品 | 14,000 |
室温23℃ 湿度39% 24時間後 |
無加工製品 | 1,000,000 | ||
エコハートS におわなインキ |
1 未満 | |||
耐光処理 区分1 |
接触直後 | 無加工製品 | 14,000 | |
室温23℃ 湿度39% 24時間後 |
無加工製品 | 1,000,000 | ||
エコハートS におわなインキ |
1 未満 |
耐光処理 区分1:キセノンランプ60W/㎡、10時間照射
試験直後に約13,000~14,000個だった菌が、24時間後に無加工製品でも800~5,000個まで減少しましたが、エコハートS におわなインキでは1未満まで減少しました。
試験直後に約14,000個だった菌が、24時間後に無加工製品で約1,000,000個に繁殖しましたが、エコハートS におわなインキでは1未満まで減少しました。
※都インキ株式会社様提供データ
銀イオンとは抗菌性・安全性・安定持続性に大変優れた抗菌素材です。
銀の抗菌メカニズムには、まだ完全な結論が得られていませんが、溶液中の銀イオンが微生物の細胞膜から取り入れられ、細胞内にある酵素などのアミノ酸と結合して酵素の働きを失活させ、代謝機能が停止し細胞を死滅させると言われています。
弊社が採用している抗菌ニスでも主にブドウ球菌や大腸菌の繁殖を大きく抑制する効果が実証されています。
抗菌・抗ウイルス加工製品は加工した製品自体に抗菌・抗ウイルス性を与えることを目的としており、 抗菌・抗ウイルス加工製品に接触する他の製品に対しての影響力はありません。 皮膚常在菌に対する作用はほとんどありませんし、また自然界の微生物に影響を及ぼすこともありません。
抗菌・抗ウイルス剤の安全性試験としては、急性経口毒性試験、皮膚一次刺激性試験、変異原性試験および皮膚感作性試験の4項目があります。
それぞれ公的機関またはそれに準ずる機関で所定の方法により試験を行い、基準を満たしていることが必要です。
また抗菌・抗ウイルス加工製品にはこの安全性基準を満たした抗菌・抗ウイルス剤を使用しなければなりません。
抗菌加工された製品表面での細菌の増殖の状況は、製品表面を清浄にさえしていれば、抗菌加工されていない表面と比較し、 安全面は変わらず、しかもその製品が使用される期間中、常に細菌の増殖割合のみが百分の一以下に保たれます。
抗菌加工は、「無菌」「殺菌」「消毒」の言葉で表されるように細菌を完全に殺菌し全くゼロとする効果はありません。
したがって、この製品を使用したからと言って、無菌状態とするわけではありませんので、食中毒を完全に防止するような効能も謳えないかわりに、多用し過ぎて免疫力が低下するというような心配もありません。
製品表面が抗菌・抗ウイルス加工されていますので、その表面が汚染された場合肝心の加工表面が汚染物により覆われ所定の効果を発揮しないことになります。
従って、十分な効果を発揮させるには加工表面を常に清潔に保つ必要があります。
抗菌・抗ウイルス加工製品は、使用抗菌・抗ウイルス剤が安全確認されている濃度以下で使われていますので、 抗菌・抗ウイルス加工製品だからといって特別の廃棄処理は必要ありません。
「殺菌」や「消毒」という言葉は、いずれも微生物を完全に死滅させるか、除去することを意味するのに対し、「抗菌」は細菌の増殖を抑制することを意味し、先の2つの言葉とは全く意味が異なります。
通常、「殺菌」や「消毒」された物に細菌が付着すると菌はそのまま増殖しますが、「抗菌加工」された物については、細菌は増殖することなく抑制されるといった違いがあります。
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